【大田区】0歳から2歳未満の一時預かり|乳幼児ショートステイ事業の対象と料金

「使いたいけど、自分が使っていいのか迷う」という声をよく聞く制度があります。赤ちゃんを一晩預けて、ゆっくり休んでいいのかどうか。そこで止まってしまう方は少なくありません。

地域情報メディア『オオタノトビラ』でエリア担当をしているミチノリと申します。整体師として働きながら、大田区内での暮らしや子育て周りの情報を追いかけています。今回は、大田区が用意している乳幼児向けの宿泊型ショートステイについて書きます。

令和8年4月から利用ルールの一部が変わりました。制度の概要、対象になる方、申込の流れ、公式で確認しておきたい点を順番に整理していきます。

目次

どんな人が使える制度なのか

仕事、病気、家族の介護、出産——そういった理由でお子さんの育児が一時的に難しくなったとき、乳児院で宿泊を伴う預かりを利用できます。「疲れてしばらく休みたい」という理由でも使えるのが、この制度のポイントです。

大田区内在住で、生後5日から2歳未満のお子さんが対象。体重が2,500グラム以上という条件があります。2歳以上のお子さんは、別の事業(ショートステイ・トワイライトステイ等)の対象になりますので、大田区公式ページで確認してください。

預け先は二つの乳児院になります

受け入れ施設は、港区三田にある東京都済生会中央病院附属乳児院と、渋谷区広尾にある日本赤十字社医療センター附属乳児院の二か所です。どちらも大田区外にありますが、大田区在住の方が申込対象です。

わたしなら、まず「場所はどこか」「どう行くか」から考えます。港区三田も渋谷区広尾も、電車でアクセスできる場所ではありますが、預け先が自宅から離れていることは頭に入れておくと動きやすいです。

令和8年4月から変わった二つのこと

令和8年4月から、利用ルールが二点変わりました。一つは月の利用回数の上限。これまで月2回まで使えたのが、月1回までに変更されています。

もう一つは、東京都済生会中央病院附属乳児院の定員増。1日2人から3人になりました。より多くの方が使えるように、という変更です。月の利用回数は減りましたが、一度に使える人数は増えた形になります。

料金と利用日数の目安を確認しておく

利用料金は、1泊2日で6,000円。以降1日増えるごとに3,000円が加算されます。最長で6泊7日まで使えます。住民税非課税世帯は半額、生活保護受給世帯は免除になります。

1泊2日

6,000円(以降1日ごとに3,000円追加)

最大利用

6泊7日まで。月1回まで(両施設合計)

減額・免除

住民税非課税世帯は半額。生活保護受給世帯は免除。申請日時点の課税状況で決まります。

申込はいつ、どこからできるか

申込は電子申請サービスから行います。受付開始は毎月1日の午前9時から、翌月分の受付が始まります。1日が休庁日にあたる場合は翌営業日になります。

利用日初日の1週間前までに申請を済ませておく必要があります。申請フォームから空き状況も確認できるようになっています。仮の申込はできず、利用が決まった日程のみ申込可能です。この点は間違えやすいので、公式ページで流れを確認してから手続きしてください。

申込から利用決定までの大まかな流れ

申請後は大田区子育ち支援課が審査し、利用承認通知書と納付書が届きます。支払いは金融機関またはキャッシュレスで対応しています。

STEP
電子申請フォームから申込む

毎月1日午前9時から翌月分を受付。空き状況も申請フォームで確認できます。

STEP
利用承認通知書・納付書が届く

審査後、子育ち支援課から郵送されます。既往歴等によっては入所できない場合もあります。

STEP
入所1週間前に体調確認の電話がある

区の担当から電話連絡があります。連絡が取れない場合は入所できないこともあります。

STEP
体調確認表を持って入所当日を迎える

入所時に体調確認表(検温表)の提出が必要です。利用開始7日前から記載を始めます。

キャンセルのルールは早めに把握しておく

利用1週間前を過ぎてからのキャンセルは、他の方の利用機会を奪うことになります。取りやめる場合は早めに大田区子育ち支援課へ連絡してください。

仮の申込と直前キャンセルを繰り返した場合、利用を断られるケースもあるとのことです。使う日程が決まってから申込む、という前提で動いたほうが無理がありません。

当日の持ち物は施設によって違います

持ち物は両施設で異なります。東京都済生会中央病院附属乳児院は、退所時の衣服・体調確認表・服薬中の薬など。日本赤十字社医療センター附属乳児院は、検温表・服薬中の薬・搾乳した母乳(希望者のみ)などです。

着替えやオムツは基本的に施設が準備しています。ただし、持参リストの細かい点は変更があり得るため、申込後に各施設の最新情報を確認するようにしてください。

感染症にかかったら早めに連絡が必要です

東京都済生会中央病院附属乳児院を利用予定の方は、申請後にインフルエンザ・コロナ・RSウイルス・ノロウイルスなどにかかった場合、大田区子育ち支援課への連絡が必要です。回復後の経過日数や体調次第で、入所できないこともあります。

体調の変化は急なことが多いので、入所前のやり取りをどこに連絡するか、あらかじめ確認しておくと動きやすいです。

利用前に公式ページで確かめておくこと

今回の記事は令和8年5月時点の大田区公式情報をもとにしています。申込フォームの受付状況や空き、食材チェック表の提出が必要かどうかは、申請時の案内を直接確認してください。

  • 申込フォームと空き状況:大田区公式サイトから確認
  • 食材チェック表・アレルギーチェック表:申請完了メールに届くURLから入力
  • 利用当日の持ち物の最新版:各施設のリーフレット(大田区公式PDFページから)
  • 減額・免除の対象かどうか:申請日時点の課税状況と生活保護の受給状況で決まる
  • 入所1週間前の電話対応:連絡が取れる環境を整えておく

空き状況だけでも先に見ておくと、動くタイミングが少し楽になりますよ

「休んでいい」と思ってから動ける制度です

まず大田区の公式サイトで申込フォームを開いて、翌月の空き状況を見てみるだけでもいいと思います。使うかどうかは、そのあとで考えれば無理がありません。

わたし自身は子育て期をとっくに過ぎていますが、整体の現場でお母さんたちの話を聞いていると、休むことに後ろめたさを感じている方が多いと感じます。この制度は、休息を理由に使っていいとはっきり書いてある数少ない支援のひとつです。

「まだ先の話」と思っていても、申込は翌月分しか受け付けていないので、気になった月に一度フォームをのぞいておくのが、いちばん現実的な動き方だと思います。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「オオタノトビラ」ミチノリ

大田区在住のミチノリです。地域情報メディア『オオタノトビラ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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