家の片付けや引っ越し前に、引き出しの奥から電池がまとめて出てきた経験はないでしょうか。乾電池だけならまだしも、ボタン電池や充電式電池、モバイルバッテリーが一緒に出てくると、どれをどこへ出せばいいか、一度止まってしまいますよね。
大田区在住のライター、ミチノリです。地域情報メディア『オオタノトビラ』でエリアの暮らし情報を書いています。整体師として日々患者さんを診ながら、区内の生活まわりのことも気になって調べる日々。今回は電池の捨て方について、種類ごとの違いを整理してみました。
乾電池・ボタン電池・充電式電池・モバイルバッテリーは、大田区では出し方がそれぞれ異なります。何をどこへ持っていくか、出す前に見ておきたい注意点も含めて順に確認していきます。
電池は種類によって出し方が変わります
「電池」とひとくくりにしても、乾電池・ボタン電池・充電式電池・モバイルバッテリーでは、大田区での出し方が全部違います。種類を間違えると、事故につながることもある。
特に充電式電池やモバイルバッテリーを燃えるごみや不燃ごみに混ぜてしまうと、収集車やリサイクル工場での火災原因になることが大田区の公式ページにも明記されています。まず手元の電池の種類を確かめるところから始めると、後の判断がしやすくなります。
乾電池の出し方で迷いやすいところ
アルカリ電池やマンガン電池などの一般的な乾電池は、大田区では不燃ごみとして月2回の収集日に出すことができます。ふたつきの容器か、中身の見える袋に入れて、収集日の朝8時までに集積所へ。
ただし、リチウム一次電池(カメラなどに使われる筒型のリチウム電池)は乾電池とは別の扱いになる場合があります。パッケージの表示を一度確認しておくと安心です。
ボタン電池を別で出す理由
ボタン電池は、大田区の不燃ごみには出せません。区の公式ページには「販売店に相談してください」と明記されています。量販店や時計店など、ボタン電池回収缶を設置している店舗が窓口になります。
電池工業会のサイトでは、住所から回収協力店を検索することができます。お住まいの近くの電器店やドラッグストアが対応していることも多いので、買い物ついでに確認しておくと動きやすいですよ。
充電式電池とモバイルバッテリーの出し先
リチウムイオン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池などの充電式電池と、モバイルバッテリーは、不燃ごみには入れられません。大田区では2026年5月11日から、区内20か所に小型充電式電池回収ボックスが設置されました。
まずはJBRC(小型充電式電池リサイクル推進センター)の回収協力店か、購入した家電量販店に持ち込めるかどうかを確認するのが最初の動きです。それが難しい場合は、区の回収ボックスを利用することができます。
出す前にテープを貼ったほうがよい場面
充電式電池やモバイルバッテリーを回収ボックスに投入するときは、金属端子部分にテープを貼って絶縁してから入れてください。区の公式ページにも記載されている手順です。
乾電池でも、複数本をまとめて保管しているとショートすることがあります。わたしも以前、袋の中で乾電池が触れ合って熱くなっているのに気づいて驚いたことがありました。捨てる前に端子にセロテープを貼っておくだけで、かなり違う。
液漏れや破損があるときの見方
液漏れしている乾電池は、素手で触らず使い捨て手袋などで扱うことをお勧めします。電解液が目や肌につくと刺激があるため、新聞紙などで包んでからビニール袋に入れて不燃ごみへ。
膨張したモバイルバッテリーや破損したスマートフォンは、回収ボックスへの投入よりも、大田区のごみ減量推進課または清掃事務所への問い合わせが先になります。電話番号は大田区の公式ページで確認を。
小型家電に入ったままの電池の切り分け方
壊れた家電製品を捨てるとき、電池が中に入ったままのことがあります。取り出せる電池は種類を確認してそれぞれの出し方で、取り出せない場合は製品ごとの扱いを確認することになります。
スマートフォンや携帯電話など小型家電10品目は、区内42か所の小型家電回収ボックスで回収しています。ただし、電池が膨張・破損した状態の製品は投入できないため、その場合は清掃事務所への問い合わせが必要です。
回収ボックスを使う前に見ておきたいこと
小型充電式電池回収ボックスは区内20か所、小型家電回収ボックスは42か所に設置されています。区役所・特別出張所・清掃事務所・区立図書館などが主な設置場所です。
わたし自身、「出かけるついでに寄れるか」がかなり大事だと感じていて、自転車で動く範囲の場所かどうかはやはり気になります。設置場所の一覧は大田区の公式ページで確認できますが、図書館や特別出張所なら用事のついでに立ち寄れる場所が多いですよ。

駅の近くの図書館ならついでに持って行けますね
電池の種類ごとの出し先を表で見る
種類ごとの出し先を一度整理しておくと、次回また迷ったときに見返しやすいです。
| 電池の種類 | 大田区での出し先 |
|---|---|
| 乾電池(アルカリ・マンガン等) | 不燃ごみ(月2回) |
| ボタン電池 | 販売店・回収協力店の回収缶 |
| 充電式電池(単体) | JBRC回収協力店または区の回収ボックス |
| モバイルバッテリー | JBRC回収協力店または区の回収ボックス |
| 膨張・破損した製品内の電池 | ごみ減量推進課または清掃事務所へ問い合わせ |
上記の内容は変更になることがあるため、捨てる前に大田区の公式ページで最新情報を確認してください。
大田区の公式情報を確認する窓口
電池の分別に迷ったときは、大田区の公式サイト(大田区ごみ・リサイクル情報)が一次情報として確認しやすいです。乾電池・充電式電池・小型家電の各ページが別々に用意されています。
電話で確認したい場合は、ごみ減量推進課(03-5744-1628)か、お住まいの地域を担当する清掃事務所(大森清掃事務所・蒲田清掃事務所)に問い合わせることができます。
よくある失敗と気をつけたいこと
迷いやすいのが、充電式電池や膨張したモバイルバッテリーを「小さいから不燃ごみでいいか」と判断してしまうケースです。大田区では、これらを不燃ごみに混ぜることは認められていません。
- 充電式電池を不燃ごみに混ぜてしまう
- 絶縁せずに端子がむき出しのまま出す
- ボタン電池を乾電池と同じ袋に入れる
- 膨張した電池を回収ボックスに投入する
こうしたミスは悪意のある行動ではなく、「種類の違いを知らなかった」だけのことが多いです。一度確認しておくと、次からは迷わなくなります。
出す前に手元でそろえておきたいもの
電池を処分する前に少し準備しておくと、当日に焦らなくて済みます。
乾電池・ボタン電池・充電式電池・モバイルバッテリーを別々の袋や箱に分けておきます。
充電式電池・モバイルバッテリーは金属端子部分にセロテープなどを貼って絶縁します。
大田区の公式ページか、ごみ減量推進課(03-5744-1628)で最新の回収場所を確認します。
迷っている電池、今週末に一度確認を
処分に迷ったまま引き出しの奥に置いておくより、週末に一度だけ「乾電池か充電式か」で分けてみるところから始めると、気持ちが少し軽くなると感じています。全部いっぺんに片付けなくていい。まず手元の電池を種類別に小分けするだけでも、次の動きが見えてきます。
充電式電池の回収ボックスは図書館や特別出張所にも置かれています。ふだんの用事のついでに立ち寄れる場所から確認してみると、無理なく動けます。わたし自身、「行き方がややこしそうな場所は後回しにしてしまう」性分なので、立ち寄りやすさで選ぶのが長続きするコツだと思っています。
今日、引き出しの電池を乾電池と充電式に分けておくだけでも一歩。そのひと手間で、捨てに行く日の朝がずいぶんスムーズになりますよ。












