【大田区】インフルエンザ予防接種の助成は誰が対象?子どもと高齢者で金額も手続きも別

大田区でインフルエンザの予防接種を考えるとき、高齢者の定期接種と子どもの費用助成は、仕組みも金額の見方も別です。この記事では、2026年度の対象、期間、助成額、自己負担、医療機関の探し方、予診票、区外接種までを、確認できた範囲で整理します。

情報の確認状況(2026年10月10日時点)

  • 大田区公式ページは確認済みですが、本文は令和7年度版の表示でした。
  • 令和8年度の金額や日程は、医療機関の案内などで確認した内容です。
  • 令和7年度の公式案内で確認した条件には「令和7年度公式」と付けています。
  • 制度の最終確認は、大田区公式ページか感染症対策課で行ってください。
目次

【2026年度】大田区のインフルエンザ予防接種助成の対象・金額・期間

大田区の制度は、65歳以上などが対象の「高齢者定期接種」と、生後6か月から18歳(高校3年生相当)までが対象の「子どもの費用助成(任意接種)」に分かれます。どちらも現金が振り込まれる給付ではありません。高齢者は自己負担額を支払い、子どもは医療機関の窓口で助成額がその場で差し引かれます。

区分対象助成・自己負担回数確認状況
高齢者の定期接種65歳以上など(詳細は後述)自己負担2,500円1人1回令和7年度公式、令和8年度は医療機関等の案内
自己負担免除の対象者生活保護受給者、中国残留邦人等支援給付受給中の方自己負担0円1人1回令和7年度公式。令和8年度は公式で要確認
子どもの不活化ワクチン(注射)生後6か月以上18歳(高校3年生相当)以下1回2,000円を助成13歳未満は2回まで、13歳以上は1回令和7年度公式、令和8年度は医療機関等の案内
子どもの経鼻生ワクチン2歳以上18歳(高校3年生相当)以下1回4,000円を助成年齢に関わらず1回令和7年度公式、令和8年度は医療機関等の案内

助成額は区が負担する金額で、自己負担額とは別です。子どもの窓口負担は、医療機関の接種料金から助成額を引いた金額になります。詳しい公式案内は、大田区の子ども向け助成案内と高齢者インフルエンザ定期予防接種の案内にあります。

2026年度は9月24日から開始 接種期間の変更点

令和7年度の公式案内では、高齢者も子どもも期間は令和7年10月1日から令和8年1月31日まででした。令和8年度は、医療機関の案内で、開始日が9月24日に前倒しされ、子どもの助成は2027年1月31日までと説明されています。

項目令和7年度(公式)令和8年度(確認できた内容)
子どもの助成期間2025年10月1日から2026年1月31日2026年9月24日から2027年1月31日
高齢者の定期接種期間2025年10月1日から2026年1月31日9月24日開始とする案内が多い一方、9月25日開始とする案内もあり、公式で要確認。終了は2027年1月31日の案内
高齢者の予診票の発送9月下旬9月17日発送の案内(医療機関の案内による)

前倒しの理由は、東京都内で流行が早まったことを受けた対応と、医療機関の案内で説明されています。大田区公式ページの本文ではこの説明を確認できませんでした。令和7年度の公式案内では、期間外の接種は全額自己負担で、子どもの助成も令和7年10月1日より前の接種は対象外とされていました。予診票の発送日と接種開始日は別の日付なので、混同しないようにしてください。

子どものインフルエンザ予防接種助成

対象は、接種日現在で生後6か月以上18歳(高校3年生相当)以下の大田区民です。令和7年度の公式FAQには、今年度に19歳になる方でも接種日時点で18歳なら助成対象になるかという質問があり、区の助成対象は「18歳(高校3年生相当)以下」なので対象外という回答でした。

つまり「接種日に18歳以下なら全員対象」とは言えません。高校3年生相当かどうかという年度の区切りで考える必要があります。助成回数は、生後6か月以上13歳未満が2回まで、13歳以上は1回です。経鼻生ワクチンは年齢に関わらず1回のみとされています。

助成の対象は、大田区内の協力医療機関で受けた接種に限られます。他の自治体の医療機関で受けた接種は対象外です。高校3年生相当の年齢などの細かな条件は、接種前に感染症対策課(03-4446-2643)にも確認できます。

高齢者のインフルエンザ定期予防接種

令和7年度の公式案内では、対象は大田区に住民登録があり、令和7年12月31日現在で次のいずれかに当たる方でした。令和8年度の基準日は、医療機関の案内に「令和8年12月31日現在」とするものがありますが、公式での確認が必要です。

  • 接種日に満65歳以上の方(64歳の方は65歳の誕生日の前日から接種可能)
  • 接種日に満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはHIVによる免疫機能に障害があり、身体障害者手帳1級をお持ちの方(59歳の方は60歳の誕生日の前日から接種可能)

60歳以上65歳未満の方が全員対象になるわけではありません。上の障害の条件に当たる方だけです。回数は1人1回で、自己負担は2,500円とされています。令和7年度の公式案内では、生活保護受給者と中国残留邦人等支援給付受給中の方は0円でした。

免除の確認方法、必要書類、事前申請の有無は、公式ページで確認できませんでした。接種はあくまで任意で、公式案内でも「義務ではなく、希望する方のみ」と明記されています。「高齢者は全員無料」ではないので、注意してください。

不活化ワクチンと経鼻生ワクチンの違い

子どもの助成には、注射の不活化ワクチンと、鼻に噴霧する経鼻生ワクチンの2種類があります。経鼻生ワクチンは令和7年度から助成対象に加わりました。どちらが優れているという比較はここでは行わず、制度上の違いだけを示します。

比較項目不活化ワクチン経鼻生ワクチン
接種方法注射鼻への噴霧
助成の対象年齢生後6か月以上18歳(高校3年生相当)以下2歳以上18歳(高校3年生相当)以下(2歳未満は接種不可)
助成額(1回)2,000円4,000円
助成回数13歳未満は2回まで、13歳以上は1回年齢に関わらず1回のみ
医療機関協力医療機関に確認取り扱いは医療機関ごとに異なる
注意点接種間隔や同時接種は医師に相談性質上、受けられない場合があるため、区の予防接種説明書を読み、接種前に医師へ相談

令和7年度の公式案内では、どちらのワクチンも、医師が認めた場合は他のワクチンと同時接種が可能とされています。経鼻生ワクチンを扱う医療機関は限られる場合があるため、予約時に取り扱いを確認してください。接種するかどうか、どちらを選ぶかは、医師と相談して決めるものです。

助成を利用すると自己負担はいくら

子どもの自己負担は「医療機関の接種料金」から「助成額」を引いた金額です。次の料金は計算のための仮定で、実際の医療機関の料金ではありません。実際の料金は医療機関ごとに違います。

ケース計算(仮定の料金)自己負担
不活化ワクチン1回5,000円 − 2,000円3,000円
不活化ワクチン2回(13歳未満の子ども1人)(5,000円 − 2,000円)× 2回6,000円
不活化ワクチン2回ずつ(13歳未満の子ども2人)(5,000円 − 2,000円)× 4回12,000円
経鼻生ワクチン1回8,000円 − 4,000円4,000円
高齢者1人と子ども1人(不活化1回)2,500円 +(5,000円 − 2,000円)5,500円

高齢者の2,500円は、区が定めた自己負担額で、医療機関の料金によって変わりません。子どもの助成は窓口でその場で差し引かれるため、後から申請する手続きは基本的にありません。医療機関によっては、ほかにも診察料などがかかる場合があるので、予約時に総額を確認すると安心です。

大田区の予防接種実施医療機関の探し方

子どもの助成は、大田区の協力医療機関が対象です。公式の子ども向け助成案内に、協力医療機関一覧(PDF)が掲載されています。確認できた一覧は令和7年11月17日時点のものでした。令和8年度の一覧は確認できていないため、必ず最新版を開いてください。

高齢者は、区から届く予診票に実施医療機関一覧が同封されます。令和7年度の公式案内では、高齢者向け案内ページにも実施医療機関一覧(PDF)が掲載されていました。予約方法は医療機関ごとに異なるため、電話やWebで確認してください。

蒲田、大森、池上、糀谷、雪が谷大塚、田園調布、下丸子、矢口渡といったエリアで探す場合は、一覧PDFの所在地欄を、町名や最寄り駅の地名で絞り込むと探しやすくなります。個別の医療機関は、令和8年度の一覧を確認できていないため、この記事では紹介していません。

予診票・必要書類・接種までの流れ

子どもと高齢者は手順が異なります。令和7年度の公式案内に基づく流れを分けて示します。令和8年度の手順は、公式ページで改めて確認してください。

子どもの場合

  1. 大田区内の協力医療機関を、公式一覧で確認する。
  2. 取り扱うワクチンと予約方法を、医療機関に問い合わせて予約する。
  3. 母子健康手帳と、氏名、生年月日、住所が確認できるもの(健康保険証、医療証など)を用意する。
  4. 医療機関にある「予診票兼ワクチン接種費用助成申請書」を記入して提出する。
  5. 接種を受ける。
  6. 窓口の支払いから助成額が差し引かれた金額を支払う。

高齢者の場合

  1. 区から届いた予診票と、同封の実施医療機関一覧を確認する。
  2. 実施医療機関を選んで予約する。
  3. 必要事項を記入した予診票と、氏名等が確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)を持参する。
  4. 接種を受ける。
  5. 自己負担額(2,500円。免除対象は0円)を支払う。
持ち物子ども高齢者
母子健康手帳必要(令和7年度公式)公式案内に記載なし
予診票医療機関に置いてある予診票兼申請書を使用区から郵送された予診票
本人確認書類氏名、生年月日、住所が確認できるもの(健康保険証、医療証など)氏名等が確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)
自己負担免除に関する書類該当なし公式ページで確認できず。要問い合わせ

子どもの接種で、氏名、生年月日、住所が確認できるものを忘れると、助成を受けられない場合があると公式に注意書きがあります。

予診票が届かない・紛失した場合の再発行方法

令和7年度の高齢者向け公式案内では、転入や紛失などで予診票が手元にない方は、電子申請、電話、窓口のいずれかで交付申請ができました。電子申請は本人確認書類の添付が必要でした。区が申請内容を確認し、受付完了メールの後に郵送され、場合によっては7日から10日程度かかることがあると案内されています。

お急ぎの場合は、感染症対策課(本庁舎6階)の電話03-4446-2643、FAX 03-5744-1524で受け付けるとされています。令和7年度は、8月中旬以降に転入した方で予診票の送付を希望する方は申請が必要でした。令和8年度の基準日は公式で確認できていません。電子申請のURLは確認できなかったため、高齢者向け案内ページから申請先を確認してください。

子どもの予診票は、区から届くものではなく、協力医療機関に置いてあるものを使います。破損や記入内容の不備などへの対応は、公式ページで確認できませんでした。感染症対策課に問い合わせてください。

大田区外で接種する場合と払い戻しの条件

接種する人接種場所助成の扱い必要な手続き
子ども大田区内の協力医療機関助成あり予診票兼申請書の提出
子ども大田区外助成の対象外。払い戻し制度は公式で確認できずなし
高齢者大田区内の実施医療機関定期接種(自己負担2,500円)予診票を持参
高齢者他の東京22区大田区の予診票で受けられるかは医療機関か所在地の区に確認事前に確認
高齢者東京23区外予防接種依頼書がある場合、申請により費用の一部または全額を助成事前に予防接種依頼書の交付手続き

高齢者が東京23区外で接種できるのは、入院や入所などのやむを得ない事情がある場合です。令和7年度の公式案内では、依頼書がないまま接種すると任意接種として扱われると明記されていました。費用助成の対象は、令和7年度の定期接種対象者で、次のいずれかに当たる方でした。

  • 東京23区外の高齢者施設に入所中の方
  • 東京23区外の医療機関に入院中の方
  • 予防接種注意者で、主治医の監督下での接種を指導され、指定医療機関で接種できない方

手続きの詳細は、区の契約医療機関以外での定期予防接種の案内に記載されています。このページは子どもの定期予防接種(インフルエンザ以外)の費用助成や依頼書の流れを説明するもので、インフルエンザの子どもの任意接種助成には当てはまりません。通常の接種で助成を使い忘れた場合の払い戻しは、公式で確認できませんでした。すべての接種が後から払い戻せるわけではありません。

助成が使えないケースと接種前の注意点

令和7年度の公式案内で確認できた、助成や定期接種の扱いが変わるケースは次のとおりです。令和8年度の条件は、公式ページで確認してください。

  • 実施期間より前や後の接種(期間外は全額自己負担)
  • 18歳(高校3年生相当)を過ぎた方の接種(子どもの助成)
  • 他の自治体の医療機関での子どもの接種
  • 氏名、生年月日、住所が確認できるものを忘れた場合(子ども)
  • 予防接種依頼書がない東京23区外での接種(高齢者)

住民登録の条件を満たさない場合や、助成回数を超えた接種は、公式案内の条件から助成の対象外になると考えられますが、個別の扱いは感染症対策課に確認してください。

医療面では、公式案内に次の記載があります。接種部位の赤みや腫れ、痛みは通常2、3日で治るとされ、接種後2週間以内に発熱、頭痛、けいれんなどが現れた報告もあります。非常にまれに、ショックやじんましん、呼吸困難などが現れることがあります。予防接種による健康被害は、国が認定した場合に救済制度の対象となります。接種の可否や体調、持病、アレルギーについては、必ず医師に相談してください。

大田区のインフルエンザ予防接種助成に関するよくある質問

Q.大田区のインフルエンザ予防接種助成は2026年度もありますか?

A.令和8年度も実施されているという案内を、医療機関のお知らせで確認しました。公式ページ本文は令和7年度版の表示でしたので、最新の内容は公式ページで確認してください。

Q.2026年度の助成期間はいつからいつまでですか?

A.子どもの助成は2026年9月24日から2027年1月31日までと案内されています。高齢者は、9月24日開始とする案内と9月25日とする案内があり、公式で確認が必要です。

Q.なぜ2026年は9月24日から始まったのですか?

A.都内の流行が早まったことを受けた前倒しと、医療機関の案内で説明されています。大田区公式ページの本文では理由を確認できませんでした。

Q.子どものインフルエンザ予防接種はいくら助成されますか?

A.不活化ワクチンは1回2,000円、経鼻生ワクチンは1回4,000円です。令和7年度の公式案内で確認し、令和8年度も同額とする案内があります。

Q.子どもは何歳まで助成を受けられますか?高校3年生は対象ですか?

A.18歳(高校3年生相当)以下です。高校3年生相当は対象に含まれます。令和7年度の公式FAQでは、接種日に18歳でも高校3年生相当を過ぎている場合は対象外とされています。

Q.不活化ワクチンと経鼻生ワクチンの助成額は違いますか?

A.違います。不活化は2,000円、経鼻生は4,000円です。助成額が高いことが、どちらかが優れていることを意味するわけではありません。

Q.子どもは何回まで助成を受けられますか?

A.不活化ワクチンは、生後6か月以上13歳未満が2回まで、13歳以上は1回です。経鼻生ワクチンは年齢に関わらず1回のみです。

Q.経鼻生ワクチンは何歳から接種できますか?

A.令和7年度の公式案内では、2歳未満は接種できません。助成の対象は2歳から18歳(高校3年生相当)までです。受けられない場合があるため、接種前に医師へ相談してください。

Q.高齢者は何歳から定期接種の対象になりますか?

A.接種日に満65歳以上です。64歳の方は、65歳の誕生日の前日から接種できます。60歳以上65歳未満は、一定の障害がある場合に限られます。

Q.生活保護受給者は無料になりますか?

A.令和7年度の公式案内では、生活保護受給者と中国残留邦人等支援給付受給中の方は自己負担0円でした。令和8年度の条件と手続きは、公式で確認できていません。

Q.大田区で予防接種を受けられる医療機関はどこですか?

A.子どもは大田区内の協力医療機関、高齢者は大田区内の実施医療機関です。それぞれ公式の一覧PDFで確認してください。

Q.予診票が届かない場合や、紛失した場合はどうすればよいですか?

A.高齢者は、電子申請、電話、窓口で交付申請ができます(令和7年度の公式案内)。電話は感染症対策課の03-4446-2643です。

Q.大田区外の医療機関でも助成を受けられますか?接種後に払い戻しを受けられますか?

A.子どもの助成は大田区内の協力医療機関に限られ、他の自治体での接種は対象外です。高齢者が23区外で接種する場合は、事前の予防接種依頼書と申請で費用助成を受けられる場合があります。通常の接種後の払い戻しは、公式で確認できませんでした。

Q.助成を受けるために事前申請は必要ですか?

A.子どもは事前申請がなく、協力医療機関で予診票兼助成申請書を提出します。高齢者は、区から届いた予診票を使います。

まとめ 公式ページで最終確認を

高齢者の定期接種と子どもの助成は別の制度で、対象、金額、手続きがそれぞれ違います。令和8年度は、9月24日開始、子どもの助成額2,000円と4,000円、高齢者の自己負担2,500円という案内を確認しました。ただし、大田区公式ページ本文は令和7年度版のままでした。

接種前に、次の公式ページで最新の内容を確認してください。問い合わせは大田区感染症対策課(電話03-4446-2643)です。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「オオタノトビラ」ミチノリ

大田区在住のミチノリです。地域情報メディア『オオタノトビラ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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